光合成細菌とは?
聞きなれない名前かもしれませんが、アクアリウムを趣味としている方ならご存じであろうこの細菌。
ショップでは「PSB」として販売されており、硫化水素を分解する特性から水槽の水質を良くするといわれています。バクテリアや稚魚の餌にもなりますので観賞魚飼育にはピッタリというわけです。
独特の臭いも光合成細菌の特徴です。ドブ臭いというか浄化槽の臭いというか…
観賞魚飼育だけでなく園芸用途にも使える
この光合成細菌(PSB)ですが、観賞魚飼育で期待できる効果を園芸でも活用することが出来ます。
- 土壌環境の維持に必要な微生物(放線菌など)の餌となり増殖を助ける
- 土壌の硫化水素などの物質を分解して根腐れを防ぐ
- 光合成細菌が作り出すアミノ酸や核酸が作物の生育に働く
といった効果が期待できるとされています!
簡単に増やすことが出来るのでやってみた
光合成細菌の増やし方
- ペットボトルにPSBと水を入れて2倍~3倍に薄めます
- 光合成細菌の餌となるビール酵母もしくはだしパックの中身を適量投入
- 半日陰に放置
PSBを薄めて餌を入れておけば勝手に増えてくれます。光合成細菌が活発に増殖する環境は35℃程度と言われています。直射日光が当たり過ぎてもあまり良くないようで半日陰でちょうどよく増えている印象です。今は冬ですのでひとまず室内に置いておきます。
餌はビール酵母が安定して増えてくれています。
種菌となるPSBは濃縮タイプ
我が家の場合は下の「シマテック 濃縮タイプ PSB 水質浄化栄養細菌 1000ml」を使用しました。
たまたまこのPSBを使用した時に「簡単に増やせるんだったらやってみよう!」→「できた!」というだけの話ですのでもっと適した製品があるのかもしれません。
光合成細菌の培養セットといった製品もありますのでご参考に。
餌はエビオス錠で十分です
餌はビール酵母もしくはだしパックの中身ですが、ビール酵母の「エビオス錠」で十分です。
これがあれば光合成細菌の培養と、ご自身の健康管理の強い味方となるでしょう!笑
以上、簡単にまとめました。ご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント